6. 外交

ターンの最初は外交フェイズからはじまります。先述の通り、ディプロマシーは「外交」のゲームで、このゲームの醍醐味を一番堪能するフェイズです。うまくいくプレイヤーは、まず間違いなく、外交フェイズでの会話が活発な人です。これはボード上ででも、ネットででも、だいたいそうなります。理由としては、最初の時点で1国(1プレイヤー)に与えられる軍数が意外とシビアだから、でしょう。ひとりの力ではどうにもならない、それがディプロマシーです。一見すぐには関係ない国とでも、情報収集の意味はあります。お互いの持ってる情報を交換しあい、自分にとって近くの国の動向を探ることだってできるのです。

外交はどのようにおこなうのでしょう。ある2人のプレイヤーが、遠いところへいってひそひそ話をするかもしれません。トイレに行くふりをして、数人が集って会話しているかもしれません。あるいは、そっと、密書を託すこともあるかも。その内容もさまざま。友好的な内容もあれば、力関係による厳しいものだってあるかもしれません。古く春秋戦国時代の言葉を引き合いに出せば、合従や連衡を画策する人もいるでしょう。そういう駆け引きを楽しむのが、この外交フェイズです。

あるすごい(ひどい)外交の例を出しましょう。私の先輩方の話です。

Sさんは、ディプロマシーでフランスを担当していました。Jさんは隣国で、フランスに圧力をかけていて、いまにも首都パリを陥落させる勢い。しかし周りの情勢もある。SさんはなんとかJさんを止めるためJさんと不戦の約束を取り付け、Jさんから証文までとりました。曰く、「パリには攻め込みません」と。
外交フェイズが終わり、いざ行軍。Jさんはさくっとパリに進駐!当然、Sさんは怒ります、
「J!おまえ、パリには入らないって言ったじゃないか~。この証文は嘘だったのかッ!」
Jさんの答え、
「Sさん、よくみてくださいよ、これ、パリじゃなくって、ペリっすよ~!上、つながってるでしょう~?」

これは中でもひどい例ですが、こんな感じで、ゲームは進んでいくのです。。。

ちなみに。実際問題のところ、あまり策謀に走らず、しっかりとした信頼関係を組む方が、このゲームはうまくいくことが多いですけどね。。。

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